地方自治体選挙候補者公募特設サイト

地方議員インタビュー Vol.1

大丈夫、一緒に旅に出よう。

近本 杏菜

埼玉県・桶川市議会議員・1期

大丈夫、一緒に旅に出よう。

候補者公募に応募した動機・きっかけは何ですか?

わが子が暮らす桶川市を良くしたい。だから議員になりたい・・・でも選挙ってどうすればいいの?やる気はあるけど、不安もある。そんな時に出会ったのが、国民民主党の公募でした。選挙に関わってこなかった人生だから、師が欲しい。そんな考えでした。

国民民主党を知ったキッカケは「たまきチャンネル」。難しい事象を、分かりやすく説明する玉木代表に、なんて賢い人なのだろうと思った。

そして、子ども手当の所得制限の撤廃を訴える姿。「頑張って働いているのに損してる」「仮面離婚した方が良いかな」と本気で思っていた私には、「やっと味方が現れた」という気持ちでした。

いつ頃から、どのような準備を始めましたか?

選挙の5か月前から、準備と活動を始めました。まずは政策ビラの作成。駅頭に必要な、のぼりやポールも用意。そして初めての駅頭。震える足を騙しながら駅に立ちました。

当時は今ほど所属議員もおらず、選挙の手伝いに行って現場を体験する機会もありませんでした。これから選挙を考えている皆さんは、ぜひとも誰かの手伝いに行ってください。

「手伝わせてください!」とSNSのDMから連絡すれば、大抵の議員は返してくれます。「現場」に慣れてから一人で活動することを、おすすめします。

党からはどのような支援を受けましたか?

駅頭の仕方、ビラの作り方、支援団体さんへの挨拶の同行、必要物品など、選挙の「いろは」を教えていただきました。選挙期間中も、所属議員だけでなく、党支援者の皆さまもお手伝いくださいました。

選挙期間中の1日の流れを教えてください。

早朝から駅でご挨拶。マイクが使える8時以降は街宣車か、自転車で市内をまわります。開けた場所や、スーパーの近くで、ひたすら街頭演説とビラ配りをします。玉木さんや榛葉さんの街頭演説のような、たくさんの聴衆はいません。

お昼は2時間ほど休憩。食事は喉を通らない。でも少しでも休まないと、心身ともに続かない。無理やり、休みました。20時には活動をやめて、子どもたちと過ごすために帰宅。子どもたちに寂しい思いをさせてまでやるのは、違うと思ったから。

・・・今思えば、かなり甘えたスケジュールです。おすすめしません。

選挙期間中は、嬉しいことも多かった。「街宣車で家の近くにきてくれたのが嬉しかった。会いたかった」と握手をしてくださった方がいました。「一緒に写真撮ってください」と、求めてくださった方もいました。「ポスターが良かったから、投票しました」と言ってくれた女子高生。きっと初めての投票だったでしょう。彼女の初めての投票先になれて嬉しかった。心身ともにしんどい選挙期間ですが、支援者の皆さんのご協力と、声をかけてくれる市民の方のおかげで、なんとか、乗り越えられました。

活動の中で大変だったことや苦労した点は何ですか?

とにかく孤独を感じていました。党から、選挙の「いろは」を教えてもらった。でも「頼り方」が分からなかった。頼ることは申し訳ない事だと、本気で思っていました。

所属議員は、誰かのために動きたいと思っている人が多い。もっと素直に「不安です。助けてください」と言えば良かった、と思っています。あなたが挑戦するとき、ぜひ言葉にしてください。「教えてください。助けてください」、所属議員が、必ず、助けます。

地方議員としてどのようなやりがいを感じていますか?

「なにかあったら連絡してください」と言っても、誰も連絡しない。だってわざわざ連絡してくる時は、困りごとが明確だから。明確になっていたら、市役所でもAIでも、誰かが答えをくれる。でも大体の困りごとは、最初は小さい。「なんか使いづらいな~」、そんな不満から、根本的な問題はなにか、を紐解いていきます。

例えば・・・「街灯を設置してほしい」という要望が、数件くる。それぞれ街灯設置のために動きます。でもその数件に、共通点がある。新しくできた住宅街の方から、連絡いただくことが多い。という事は、新しく住宅街ができて、市に移管される審査の際に、街灯設置も強く要望していかなくてはいけない、など。

ひとつの事象から、根本的な問題はなにかを見つけ、困りごとが起こる前に食い止める。そんな仕事に、やりがいを感じています。

当選後、生活や意識にどのような変化がありましたか?

当選直後は、市内を歩くのが怖くなりました。いつ・どこで・誰に見られているか分からない。子どもを叱っているところを見られたら、なにか言われるのではないか。スーパーで少し贅沢をしたら、嫌味を言われるのではないか。そんな不安で、気合を入れないと外出できなくなりました。

でも、半年くらいで慣れました。「別に私、清廉潔白で売ってないしな」って。他人からどう見られるかを、気にしすぎなくなりました。

生活は、忙しくなりました。それは誰かに強制された忙しさではなく、自分が「さらに学びたい」「もっとやりたい」と思っての忙しさです。自分の人生に貪欲になったことが、最も大きい変化かもしれません。

今、私には、3つの関心領域があります。

  1. 子育て支援
  2. 教育
  3. 防災

もっと困っている人を救いたい、もっと自身の学びを深めたい。そんな思いから、「不登校親の会」「性教育の普及団体」「防災市民ネットワーク」を、それぞれ立ち上げました。

昔の私ならそんなことをする発想も、パワーもなかったでしょう。政治の世界の片隅に立ち、日々頑張る仲間たちを見ていたら、自分でも動きたくなったのです。環境が私を変えた、と思います。

立候補を考えている方へメッセージをお願いします。

あなたがやろうと思っているのは、魔王討伐の旅です。あなたの思う社会課題を解決するため、信頼できる仲間をつくり、中ボスという地域課題を解決し続けていく。当然、自分のスキルもあげ続けなくてはいけない。それは決して簡単な旅ではないかもしれない。

でも、あなたが旅に出ようと思った時、国民民主党は、盾となり、マントとなり、あなたと一緒に歩みます。大丈夫、一緒に旅に出よう。

かっこいい事を、言ってしまいました。

実務的なアドバイスは、たったひとつ。出来るだけ早い段階から、自治会やPTA、地域の団体に入ってください。「地域のことやってみたくて~」とか言いながら。

選挙に出ることを公表してから入ると「選挙のため」と言われます。選挙に出ることは、地域を良くするための「手段」でしかありません。今、あなたが地域のために出来ることは、めちゃくちゃ身近にあるんです。

国民民主党の所属議員は、あなたと一緒に、がんばります。

(2026年4月17日)